プレイしながらお金を稼ぐことができるゲームがあることをご存知でしょうか?
NFTゲームと呼ばれるタイプのオンラインゲームはゲーム内の資産を売買することが可能です。
プレイしていくことでゲーム内のアイテムや資産を増やし、それを売買することで稼ぐことができるという訳です。
今回はNFTゲームのおすすめや、始め方から稼ぎ方までまとめて紹介していきます。
NFTゲームのおすすめはコレ!
今回はおすすめのNFTゲームの中でも日本でプレイ可能かつ、初心者でも始めやすいものを5つ厳選して紹介していきます。
Axie Infinity(アクシー・インフィニティー)
2018年にリリースされたNFTゲームで、ゲーム内のモンスターやアイテムを売買したり仮想通貨を入手可能なゲームです。
公式ページは英語ですが翻訳にかけるだけでおおよその雰囲気は理解できると思います。
システム自体もあまり複雑ではなく、プレイに困ることはあまりないと思います。
モンスターを使って対戦するゲーム
基本的にはAxie(アクシー)と呼ばれるモンスターを集めてCPUや他のプレイヤーと対戦させ、報酬を得ていくシステムです。
ゲーム画面はYouTubeに投稿されているものを見ればわかりますが、一般的なソーシャルゲームによくある対戦画面です。
かわいいアクシー達が人気の秘密
海外のゲームにありがちな厳つくトゲトゲしたキャラクターではなく、丸みを帯びた親しみやすいキャラクターのため日本でも広まりつつあります。
自分の気に入ったアクシーを成長させて対戦することができるのも魅力の一つといえます。
先行投資が必要なのがネック
あまり難しそうではないゲームで、かわいいアクシーたちを使って対戦と聞くともっと日本国内で知名度があるはずと思う人もいるでしょう。
このゲームを始める際にアクシーを3匹購入する必要があり、その費用は10万円程度みつもっておく必要があります。
稼げるかどうかは当然プレイ時間や内容にもよってくるので工夫は必要です。
Crypto Spells(クリプト・スペルズ)
2019年の6月にリリースされたNFTゲームで、ジャンルはブロックチェーンTCG(トレーディングカードゲーム)です。
TCGというとポケモンカードのように実際にカードを集めて対戦するものを想像すると思いますが、クリプト・スペルズのカードはNFTになっています。
PCだけでなく、スマホアプリでできるのも魅力です。
カードを集めて対戦
多くのTCGではカードを集めて、自分のデッキ(カードの束)を作って対戦する形式になります。
TCGは1990年代後半から日本で爆発的なブームになったこともあり、一度くらいプレイしたことがある人も多いでしょう。
かけたお金も集めたカードも無駄にならない
TCGをプレイしたことがある人ならわかると思いますが、紙媒体のカードはまず購入する必要があります。
一方でネットゲームとしてのTCGの場合、無料でもらえるカードは多いですがサービス終了してしまうとすべて消えてしまいます。
なかなかレアカードは出ない
クリプト・スペルズのレアカードには発行枚数が定められており、欲しいカードを手に入れるには他ユーザーからの購入しか手段がないというケースもあります。
枚数が少ないカードは高額で取引されていますが、欲しいカードは続けていればそのうち手に入るという訳ではありません。
My Crypto Heroes(マイクリプトヒーローズ)
マイクリプトヒーローズ2018年末にリリースされたばかりの日本のNFTゲームです。
ブラウザで遊べるRPG(ロールプレイングゲーム)で、CPUや他のプレイヤーと対戦してアイテムなどを増やしていきます。
登場するのは歴史上の人物
マイクリプトヒーローズに出てくるヒーロー(キャラクター)たちは歴史上の人物です。
織田信長であったり、ナポレオンやベートーヴェンなどの人物たちをうまく編成して対戦を繰り広げます。
装備や土地なども取引可能
ヒーロー自体も売買可能ですが、ヒーローを強化するエクステンション(装備)も強化したり売買することも可能です。
またゲーム内のランド(土地)は所有権があり持っていれば収入が入りますが、対戦の結果買収されてしまうこともあります。
無課金では稼ぐのが難しい
マイクリプトヒーローズは無課金(課金を一切しないプレイスタイル)ではなかなか稼ぐことができません。
稼ぐためには課金をして購入したヒーローやエクステンションなどをうまく売買するという手段が一般的です。
PolkaFantasy(ポルカファンタジー)
ポルカファンタジーも日本で開発されたNFTゲームですが、特筆すべきは作風やターゲットも日本に焦点を当てている点でしょう。
公式サイトでも「日本の二次元文化に特化したNFTマーケットプレイス&ブロックチェーンゲーム」と銘打たれています。
日本の二次元文化に特化
他のNFTゲームと大きく違うのは、日本のゲームのようなイラストやドット絵で構成されているゲームというところです。
日本で作られているゲームということもあり、公式サイトも日本語でありプレイを開始するための敷居が低く感じます。
様々なプレイが可能の予定
おすすめとして挙げていますが、2022年2月現在ではまだプレイができません。
キャラクターオークションや土地のセールなどはすでに行われていますが、現状では正式サービス後への投資としての意味合いが強いものです。
今後に期待
日本の二次元文化に特化した日本発のNFTゲームということで海外向けのPRが広く行われています。
まだ正式サービスが始まっていないにもかかわらず買いが出ているのは期待の大きさ故とも言えるでしょう。
The Sandbox(ザ・サンドボックス)
ザ・サンドボックスはメタバース(仮想空間)上でキャラクターを作成し、アイテムを集めたり作ったりしていくことのできるNFTゲームです。
マインクラフトをプレイしたり動画を見たことがある人なら、似たようなゲームと思えば簡単に理解できると思います。
対戦ではないNFTゲーム
NFTゲームの多くは対戦要素があるもので、人と競い合うことを好まない人にはあまり向いていません。
しかし、ザ・サンドボックスはゲーム内で作成したキャラクターやアイテムを販売することで収益をあげる事ができるという特徴があります。
ゲーム内の土地が重要
ゲーム内のランド(土地)はすでに個数が決まっており、様々なプレイをしようと思うとランドが必要になってきます。
このランドは購入またはレンタルで使用することができますが価格は上昇傾向にあり、入手が難しくなってしまっている状態です。
基本的には英語
公式サイトも基本は英語であり、細かな部分までしっかりと説明を読もうと思うと英語力がある程度必要になってきます。
プレイ自体は日本語版もあるためさほど困りませんが、ユーザーの多くは英語圏ということもありある程度の英語力はあったほうが良いでしょう。
NFTゲームとは?
そもそもNTFゲームと言われてもピンとこない人が多いかもしれません。
NFT(Non-Fungible Token)は非代替性トークンのことで、固有のIDなどが存在して唯一性を認められているもののことです。
少し詳しく解説していきます。
NFTとは
NFTは外見上まったく同じコピー品があったとしても、オリジナルのものに固有のIDなどが付けられておりオリジナルである証明が容易であることが特徴です。
この唯一性がNFTの特徴で、特にNFTゲームでは土地やアイテムなどに発行数が存在しています。
現実世界では名作と言われる美術品であっても精巧に作られた偽物と見分けるのが難しい場合がありますが、NFTは真贋がすぐにはっきりします。
またNFTは仮想空間上にあるもので実体がないのが特徴ですが、NFTとして所有権を得たものは提供されていたサービスが終了しても消えてしまうことはありません。
実体のないものを所有していると言われてもやはりしっくりこないという人もいるかもしれませんが、NFTのデジタルアートなどはすでに高値で売買されているものも存在します。
高額で取引されているようなデジタルアート作品であっても画像として見ることはできますし、保存することも可能ではありますが、NFTの場合はその所有権が明確で誰のものかという証明も容易です。
NFTゲームの特徴
NFTのことがわかってくるとNFTゲームのメリットが見えてくると思います。
つまり自分がゲーム内で手に入れたものの所有権を得ることができるものが多く、その所有権を売買することも可能ということです。
NFTゲームの場合はこの仕組みを使ってゲーム内で仮想通貨を稼ぎ、それを換金することで収益とすることができるという訳です。
売買できるNFTは自分で作ったものや、他人から購入したものなど様々です。
NFTの価値が上がりやすい背景にはゲーム内のアイテムや土地の発行数や上限数が既に存在して、後から人気が上がった際に気になっても誰かから購入する以外の方法がないという事情があります。
現実でも限定100個のグッズを購入するのは大変な場合もありますし、その販売のときに買えなかった人は誰かが売りに出したものを購入するしかありません。
NFTゲームのメリット
NFTゲームの最大の特徴は先ほど解説した通り、その唯一性と所有権があることです。
これらの特徴から所有しているキャラクターやアイテムを仮想通貨を通じて売買できるのがNFTゲームの大きなメリットです。
ほとんどのものが売買可能
NFTゲームの中には「ゲーム内の目に見えるものすべてが売買可能」と宣伝しているものももあります。
これは比喩ではなく、土地や建造物、アイテムやキャラクターすら売買の対象になるという意味です。
人にゲームが好きと言うと「生産性がない」「時間の無駄」などと言われて肩身が狭い思いをしたことのある人もいると思います。
しかし、NFTゲームはゲーム内で確かに「生産」をすることができるのです。
誰でも簡単にとはいきませんがゲーム内で得た収入で生活をしている人も存在しているくらいで、やり方によっては大きな収入源となる場合もあります。
中には始めるだけなら無料で始めることができるNFTゲームもあるので、興味がある人はまずはプレイしてみましょう。
NFTゲームと仮想通貨
NFTゲームと切っても切れないのが仮想通貨です。
ほとんどのNFTゲームでは仮想通貨取引所を介して仮想通貨を購入することになります。
仮想通貨の取引ができる準備ができていないとゲームを始められないものもありますが、中にはプレイするだけならとりあえずは不要というものもあります。
投資として考えている人はゲーム性などにあまり興味がないこともあります。
NFTゲームのジャンル
便宜上NFTゲームと一括りにして読んでいますが、これはNFTが存在してアイテムなどを売買することができるゲームの総称です。
NFTゲームの中にはスマートフォンでプレイできるソーシャルゲームのようなものや、パソコンを通してプレイするような仮想空間を自由に行動できるオンラインゲームのようなものまで様々です。
前述の通り、投資のためだけにNFTの売買をしている人もいますがゲームとしてプレイすることを考えると自分が得意なタイプのゲームが良いでしょう。
愛着を持てるゲームの方が熱意もこもり、結果として収益が上がる可能性もあります。
NFTゲームの始め方
いざNFTゲームを始めようと思っても何からすれば良いかわからないという人も少なくありません。
またゲームによっても必須といえる手順が違う場合もあるので、今回は基本的な要素をまとめました。
NFTゲームができる端末の確認
NFTゲームは先述のようにゲームのタイプが様々で、要求されるスペックも様々です。
興味があってもパソコンでしかプレイできない場合や、スマートフォンでもプレイ可能なものもあります。
NFTゲームのアカウントを作る
まずはプレイしてみたいNFTゲームのアカウントを作りましょう。
この時に仮想通貨用の口座が必要な場合もあるので準備はしておくべきです。
コインチェックで口座を開設
前述の通りとりあえずプレイしてみるという人には不要なパターンもありますが、仮想通貨を通して収益を得ようとする場合は口座が必須です。
対応している仮想通貨取引所ではれば種類は問いませんが、できるだけ利便性が高いものをおすすめします。
仮想通貨の購入
繰り返しになりますが、これも不要な場合があります。
しかし初期投資としてゲーム開始時に土地やキャラクターを購入する必要があるものもありますので備えは必要です。
ウォレットとの連携
NFTの売買ができるサイトで仮想通貨を使うためには専用のウォレット(財布)が必要です。
コインチェックやメタマスクといったウォレットが使用できることが多いですが、こちらもゲームによって変わってくるため推奨されているウォレットを調べておきましょう。
NFTゲームで稼ぐ
NFTゲーム内の価値あるものはほとんどが売買可能という特徴から、NFTゲームはプレイしていくことで資産を稼げるゲームです。
ゲームの種類によっても違いますが、NFTゲームで稼ぐための手段をいくつか紹介していきます。
NFTの売買
一番単純な方法はNFT全般の売買です。「安く買って高く売る」ができればそれだけで収益を得ることができます。
もちろん多くの人がそれを狙っていますのでなかなか難しいのが現実です。
NFTはまだNFTという用語さえ知らない人の方が多い新しいビジネスです。
そのため、今後普及を続けていくことで業界全体の経済規模はどんどん大きくなることは予想できます。
NFTの作成
ゲーム内で得たキャラクターやアイテムを使って新しいNFTを作ったりすることが可能なゲームもあります。
NFTの特徴でも紹介した通り、唯一性が保たれるのがNFTの特徴のため魅力的なNFTを作ることで高値で売買されるかもしれないというのも魅力の一つです。
キャラクターであったり、アイテムであったり、カードであったりとNFTゲームによって作れるものの幅も変わってきます。
クリエイティブなものに興味がある人は様々なNFTを作れるNFTゲームが向いているでしょう。
攻略や対戦で資産を得る
多くのNFTはCPUや他のプレイヤーと対戦することで何かを得ることができます。
1日に各1回しか報酬を得られない代わりに報酬が良いデイリークエストと呼ばれるクエストを攻略しているだけでも資産を得ることができるNFTゲームも多く存在します。
対人戦の場合は投資額によって強さに違いがでてしまい、勝つことが難しいケースもありますが、同じくらいの規模のプレイヤーと対戦となることが多いため試行錯誤していく楽しみもあります。
投資額が大きい(特別なアイテムなどを持っている)プレイヤーに勝つのは難しいですが、そういった特別なアイテム無しでの大会が開催されているケースもあります。
ゲーム内の土地で収益を得る
ゲーム内の土地が売買されているタイプのNFTゲームでは、購入した土地を売却ではなくリースという形で収入を得ることもできます。
多くの場合こういった土地は非常に高額ではありますが、現実で言う不動産投資に性質が近い物です。
先行投資が可能であれば一考の余地があるNFTゲームでの稼ぎ方です。
NFTゲームにおける注意点
ここまでNFTゲームについて解説をしてきましたが、ゲームで稼げるNFTゲームも良いことばかりではありません。
注意しておくべきことはきっちりと念頭においてプレイしましょう。
誰でも簡単に稼げる訳ではない
結論から言ってしまえば誰でも簡単に大金を稼げるものではありません。
対戦が主体のゲームであれば、世界に10個しかない特別なアイテムを使われて負けてしまうということもざらです。
対戦ゲームはやはり勝てないと面白く感じられずに続けるのが面倒になってしまうケースもあり、そこで辞めてしまえば赤字の可能性すらあります。
NFTや仮想通貨に慣れるまでは初期費用がなく、手軽にできるゲームから始めた方がいいかもしれません。
法律で規制される可能性
メタバース(仮想空間)上での資産についてはまだほとんどの国で法律が整っていません。
日本も例外ではなく、メタバースに関する法律は今後の課題です。
どのような法律や規制ができるかは誰にもわからず、稼ぐという観点でいえば大きなリスクを持った稼ぐ手段といえます。
そのリスクは念頭においてのプレイが重要です。
日本語でのサポートが期待できない可能性
今回はおすすめで日本語しかわからなくても比較的問題がないゲームをおすすめしましたが、多くのNFTゲームは日本語に対応していません。
金銭が絡むため、トラブルが起きた時に日本語しかできないユーザーは運営会社とうまくコミュニケーションが取れない場合が考えられます。
ある程度の英語はできた方が様々なNFTゲームを検討できる自由がでるとも言えるでしょう。
NFTの唯一性だけが独り歩きする可能性
NFTは所有権を明確にでき、提供サービスが終了しても所有権があるものは残るのが特徴です。
しかし、残ったところで利用価値がなくなってしまうというケースも考えられます。
NFTゲームの中には他のゲームやコンテンツと連動しているものもあり、そういったリスクを抑える配慮をしているゲームを選ぶのも一つの手です。
NFTゲームの将来性
NFTゲームは今後ますます拡大していくことが予想されます。
収入や将来性を考えた場合、リスクもありますがメリットも少なくありません。
NFTという概念の浸透
NFTと言われても何のとこだかわからない人の方が多数派でしょう。
しかし、今回の記事で解説したように理解してみればなんということはないものです。
スマートフォンの普及で個人が手軽にインターネット上で情報をやり取りできる時代になってきています。
NFTの概念が浸透してくることで価値を認める人が増えれば増えるほどNFTの価値が上がっていく可能性があります。
仮想通貨とのシナジー
NFTゲームと仮想通貨は密接な繋がりがあり、NFTゲームで稼ぐには仮想通貨が必須です。
仮想通貨自体も全体で見れば年々価値が高まってきているものが多い傾向にあります。
仮想通貨自体が投資対象とないっている現在を考えれば、それを使ったNFTの取引も軽視はできなくなくなってくるでしょう。
大手企業やゲーム会社も注目している
メタバース上の土地を購入している企業があるということは紹介しましたが、大手の企業やゲーム会社もNFTゲームへの参入を考慮している可能性は十分あります。
ゲーム開発のノウハウがある企業であれば、もっと良いゲームをと考えて開発をしているかもしれません。
スマートフォンでできるNFTゲームの増加
今回紹介した中にもスマートフォンでプレイできるNFTゲームはありますが、世界中の人が個人でスマートフォンを持っている時代です。
後発のプレイヤーはすでに売買されているNFTを購入するしかないという可能性もあり、いまNFT所持しておくことで将来的な値上がりも期待できます。
まとめ
今回はおすすめのNFTゲームや、NFTゲームについての解説をまとめました。
ゲームをして集めたものが現実の資産になっていくと聞くとゲーム好きな人は大きな可能性を感じるのではないでしょうか。
リスクもありますが、無理のない範囲でNFTゲームをプレイしていくことで将来的に価値が上がる可能性もあります。
この記事を参考にまずはNFTゲームをプレイしてみてください。
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