2017年12月にリリースされて以来、世界的に人気を博しているバトルロイヤルゲーム「Player Unknown’s Battle grounds」。
通称「PUPG」と呼ばれるこのゲームは、100人のプレイヤーとその勝敗を競い、最後まで生き残ることが目的となっています。
用意されるプレイヤーは全てが所謂「肉入り」と呼ばれるものであり、実際にゲームをプレイしている誰かが操作しています。
その関係上、PUPGは基本的に「オンライン環境」が必須となります。
ですが、オンライン環境によってはこのPUPGは十分に楽しむことが出来なくなってしまいます。
回線が遅かったり、環境が悪かったりすると、ゲームの進行に大きな影響を及ぼすのです。
具体的な例を挙げると
- 他のプレイヤーがワープしたり、攻撃が当たったのに当たっていない判定になる
- 画面がカクカクとして上手く動かない、最悪画面が停止して時間が飛ぶ
- キャラクターの挙動がおかしくなる
- 最悪ゲームから切断されて強制的に敗北扱いとなる
ということが起こったりします。
特に最後に上げたもの一つ以外は「Ping値」と呼ばれるものが高いことが原因で起こるということが多々あります。
チートと言われることも多いとは思いますが、そのPing値が悪さをしていることもあるのです。
では、そんなPing値とは一体何なのでしょうか。
また、PUPGを快適にプレイするためにPing値を改善するために必要なこととは何なのでしょうか。
順に説明させて頂きます。
Ping値について
では、そもそもPing値とは何者なのでしょうか。
Ping値=サーバー間のデータ伝達速度
※上記画像はPUPGのものではありません。
Ping値とは、サーバーとサーバーの間でデータを送りあった際に、そのデータがどのくらいの時間で到達するのかを示す値です。
単位は「ms(ミリ秒)」で表され、読み方は「ピン」と呼ばれます。
そう読みたくなりますが、決して「ピング」ではありません。
Ping値は情報伝達速度の速さを示す数値のため、基本的に小さければ小さい程良いということになります。
これをPing値がいい、と言うことがあります。
逆に大きければ大きい程情報伝達速度が遅いということになり、Ping値が悪いということになるのです。
オンラインゲームはキャラクターや状況の一挙手一投足全てにおいてサーバーとデータを伝達しあい、その結果を画面に表示することで成り立ちます。
その間に色々と難しいことが横たわっているのですが、とりあえずは上記の通りに受け取っておいてください。
例えばPUPGにおいて「銃を構える→トリガーを引く→銃弾を照準に向けて撃つ」という行為にもサーバー同士は情報伝達をし合い、ゲーム画面上に反映させていっているのです。
Ping値はこの行為をサーバーに伝え、その結果が画面に反映されるまでの時間を示していると覚えておけばいいでしょう。
Ping値が良ければ情報伝達速度は速いため、その挙動の結果がサーバー間で共有されるのも早くなります。
つまり、ゲームは何の問題もなく進行していく、ということになるのです。
逆にPing値が悪ければ情報伝達速度が遅いということになります。
サーバー間で共有される情報伝達が遅くなり、ゲームの一挙一動が反映されるのに遅延が生じてしまうのです。
すると、プレイヤーの画面では他のプレイヤーとは反映される情報に齟齬が生じてしまい、他のプレイヤーの画面では既に終わっている現象が遅れて表示されてしまったり、画面表示が極端に遅くなったり時間が飛んでしまうようになります。
これが所謂ゲームの「ラグ」ということになります。
以上のことから、Ping値が高い=ゲームにラグが発生しやすくなるということがわかると思います。
簡単に覚えるなら、「Ping値はラグ発生の目安」とでもしておけばいいでしょう。
Ping値を計る方法は?
では、そんなラグ発生の判定基準となるPing値ですが、PUPGゲーム内でチェックする方法があります。
まずはPUPGのシステムメニューを開き、設定画面を開いてください。
次に、設定画面内の「ゲームプレイ」にある「ネットワークのデバッグ統計情報」をオンにして「適用」を選択すると、ゲーム画面上にPing値を表示させることが可能となります。
また、外部サイトである「PUPG Servers Ping」というサイトを利用すれば、簡単に各種サーバーのPing値を計測することが出来ます。
測定したいサーバーにチェックを入れて「Ping」ボタンを押すか、各種サーバー名の右側に表示されている「Check」を押すことでPing値を目安で見ることが可能です。
接続している回線でPUPGをプレイした際に表示されるだろうPing値を大体知ることが出来ます。
尚、PCにおけるPing値を測定したいという場合は、「Speed Test」というサイトを利用するのもいいでしょう。
これは測定したいサーバーを入力するだけで、現状自身が利用している機器から測定サーバーに接続した際のPing値目安を表示してくれるサイトです。
このサイトでの測定はあくまで目安であり、実際のゲームにおいてのPing値とは一致しないということが多いようですが、一つの基準として調べてみるのもいいでしょう。
ちなみにこのSpeed Testはアプリケーション版も存在するため、自分のスマートフォンやタブレットからのPingも計測することが可能です。
どのくらいのPing値が必要?
では、Ping値が確認可能となったところで、どれだけのPing値が必要となるかを説明します。
Ping値は当然低ければ低い程遅延が発生しないということになるため、低い方がいいのですが、許容範囲というものが存在します。
その基準が以下の通りとなります。
- FPS、TPS、格闘ゲームなどの激しい対人戦メインのゲーム→15ms以下
- MMORPGなどのアクションがメインではないゲームorアクション面が緩めのゲーム→50ms以下
- シミュレーションやボードゲーム、カードゲームなどのアクション性がほぼ無いゲーム→100ms以下
PUPGはTPS、FPSに分類されるゲームであり、激しいアクションや射撃が重要となるゲームです。
1秒が生死を分けるという展開も多々あるため、数フレームのラグが致命傷となることもあり得ます。
そのため、基本的にはかなり良いPing値が求められるゲームであるという認識で構いません。
Ping値が悪いとゲームスピードに追い付けず、まともなゲームプレイをすることは難しいと思いますので、まずは自分の環境におけるPing値計測をしっかり行い、もし悪ければ改善に向けて環境を整えていくことが大事であると思われます。
Ping値≠通信速度
勘違いされがちなことですが、Ping値は「通信速度」とは違います。
通信速度は、「1秒間に交換できるデータ容量数」を表す数値です。
単位は「bps」となっています。
PS4などのネットワークテストでもこの数値が表示されるため、この数値が一見ゲームのラグに大きく関係すると思われがちですが、実際はあまり関係ないと言われています。
何故なら、通信速度はゲームによってある一定以上は必要としなくなってしまうため、プレイするゲームの推奨通信速度さえ守っていれば十分であると考えられているからです。
そのため、ゲームのラグを解消したいのなら、通信速度ではなくPing値を参照した方がいいのです。
Ping値を改善するには?
悪すぎるPing値はゲームに大きな悪影響を及ぼします。
それは既に前述した通りであると思います。
激しいプレイが必要となるPUPGにおいてはそれが顕著であり、Ping値が悪ければ勝つどころか、まともなゲーミングすら許してもらえないという可能性も高くなります。
では、悪くなっているPing値を改善する方法とはあるのでしょうか。
悪いPing値を改善する方法がないわけではありません。
以下に挙げる事柄に気を付け、チェックしたり直したりすると、Ping値が改善したということもあります。
もしPing値が悪すぎると悩んでいる場合は、以下のことを確認してみましょう。
ルーターを見直す
PUPGにラグが発生してしまう、Ping値が悪いという人は、まずルーターを見直しましょう。
使用しているルーターは一体何でしょうか。
まさか、ポケットWi-Fiなどを使用していないでしょうか。
ポケットWi-Fiは基本的に無線接続になるため、通信回線が安定しません。
Ping値も当然安定しないことになりますので、特殊な機器で直接ルーターと繋げないなら使わない方が良いでしょう。
そうでなくても通信制限などで通信速度なども制限されてしまうこともあり、ゲームが正常にプレイ出来ない状態に陥ることもあります。
そのため、一般的にはポケットWi-Fiを使用してのプレイは推奨されておらず、出来るなら据え置きのルーターに接続してのプレイをする方がいいでしょう。
ですが、据え置きのルーターも、状態次第ではPing値が悪くなってしまい、思ったようなゲーミングが出来ないという可能性があります。
その大きな原因は「使用年数」です。
ルーターは一度電源を入れてから電源を切ることがない電子機器であり、常時稼働状態で24時間365日働き続けるものです。
そうなると、当然経年劣化が非常に早い機器であることもわかると思います。
世間一般的なルーターは劣化によって性能が落ち始めるのが3年~4年くらいであると言われており、長く使っているルーター程劣化で性能が落ちていきます。
性能が落ちたルーターは処理能力が下がり、通信速度は勿論、Ping値にも大きな影響を及ぼします。
Ping値が酷いことになっている原因は、存外にルーターの劣化が原因であるということも多くなっています。
以上のことから、Ping値を改善したい場合はまずルーターを見直してみることをお勧めします。
長い間使用しているルーターを買い替えるだけで、さらりとPing値が改善することがあるのです。
なにもゲーミングルーターなどの高額商品を購入しなくても、それなりの値段のルーターを購入して取り換えるだけで十分な効果を発揮することもあります。
1万円前後のそれなりに知られた名前のメーカー(buffaloやエレコムなど)のものを購入したり、口コミサイトなどを複数ネットサーフィンし、名前の挙がっているものを購入するのが良いでしょう。
接続を無線から有線にする
電波というものは非常に不安定なものであり、近くを通りかかったり遮蔽物があったり、電子機器を使用するだけで通信がおかしくなることもあります。
近隣で使用している無線の電波のせいで接続が安定しないということもあり、特にマンションなどでは電波が干渉しあってしまうということもよく聞きます。
そのため、無線でのPingの数値を悪くする一つの原因となり得てしまうのです。
そんな事態を回避したいのなら、ルーターとゲームに使用する機器を有線LANケーブルで繋いでしまいましょう。
有線接続を行えば電波干渉などの影響を受けなくなり、Ping値の安定、改善に繋がる可能性が高くなります。
通信を安定させたいのなら、とにかく有線接続が有効です。
有線接続を行っていないなら、すぐにLANケーブルを購入して、有線接続に切り替えてみましょう。
ですが、LANケーブルなら何でもよいというわけではありません。
実はLANケーブルには「カテゴリ」というものが存在し、対応したカテゴリのものを使用せず低スペックなものを使ってしまうと、通信速度やPing値に大きな影響を及ぼすのです。
ゲームをするなら「カテゴリ6」「カテゴリ6A」「カテゴリ7」をおすすめします。
必ずと言って良い程パッケージやケーブル本体に記載してあるため、カテゴリの数値を確認した上で購入を行いましょう。
また、接続機器とルーターの距離もしっかりと計測し、届くものを用意してください。
購入した後に「あっ!短かった!」ということが無いようにしたいですからね。
ゲーム内設定で画像スペックを下げる
PUPG内の設定を弄ることでPing値の低下を防ぐことも出来ます。
画質関連の設定を全て低くすることによって、ゲームの動作を軽くすることが出来るのです。
勿論その反面画質はチープなものになったりしてしまいますが、背に腹は代えられません。
Pingが低いなら躊躇いなく画質を下げていきましょう。
ゲーム内設定で気にすべきと言われている項目は
- ディスプレイモード
- インゲームでのFPS上限
- スムーズフレームレート
- レタリングスケール
- アンチエイリアシング
- ポストプロセス
- シャドウクオリティ
- テスクチャ
- エフェクト効果
- 植生
- 描画距離
- 鮮明度
- 垂直同調
- モーションブラー
です。
PCやPS4など、使用している機器によって項目の増減はあると思われますが、基本的にこれらの項目を見ていくといいでしょう。
ディスプレイモードは「フルスクリーン」、インゲームでのFPS上限は「60FPS」、レタリングスケールは「100」に設定し、その他の項目は「非常に低い」か「無効にする」を選んでいきましょう。
以上の設定を行えば、PUPGの画質はかなり下がり、スペック的にもやや低い機器を使用したとしてもある程度のPingは確保できると思われます。
使用機器を買い替える
上記設定を行ってもPingが改善しない場合は、そもそものマシンスペックがゲームに対応していない可能性が高くなります。
PS4ならまだしも、PC版ならば特に起こり得る現象です。
PUPGはオンラインゲームの中でも要求スペックが非常に高くなるゲームです。
PUPGの公式サイトでは最低動作環境が公開されていますが、公開されているだけのスペックではまともにゲームをプレイするのは非常に難しくなります。
ゲームを快適にプレイするには、Steamなどで公開されている「推奨動作環境」程のスペックが必要となってしまいます。
この推奨動作環境、CPUやメモリに関してはそれなりのスペックを持ったPCを用意すればそれなりにクリアすることは出来るのですが、グラフィックに使用するビデオボードに関してはそうはいきません。
通常販売されている一般向けのPCではクリアするのが難しい程に高スペックなものを要求されます。
そのため、PUPGをPCでプレイしたい場合は比較的高額なPCを購入してプレイすることになります。
自分でパーツを購入して組めば比較的安価で済ませれるのかもしれませんが、自身が無い人やそこまで出来ないという人も多いことでしょう。
なので、推奨されるのは「ゲーミングPC」を購入することです。
値段はどうしても15万円前後になってしまうようですが、その値段をかけただけのスペックは持ち合わせており、PUPGの要求する動作環境をクリアして、快適なゲームプレイを約束してくれます。
また、極端に大きすぎる推奨動作環境を要求されない限りは十分に働くことが可能にもなり、PUPG以外のゲームを楽しむことが出来るでしょう。
尚、PCもルーターなどと同じで経年劣化などでスペックが落ちたり、動作がおかしくなったりするため、長い間使用しているPCでゲームをしている場合も、買い替えを検討した方がいいでしょう。
買い替える場合は、PUPGの要求推奨動作環境を満たすためにしっかりとスペックを確認し、購入を進めることをお勧めします。
どうしてもネットワーク環境が改善しない時は…?
尚、有線接続しても、ゲーム内のグラフィック設定を変更しても、ルーターを変更しても使用機器をどうにかしても、発生するラグが収まらなかったり、Ping値が改善しないということがあります。
この場合は最早、使用しているネットワーク回線に問題があると言わざるを得ない状況です。
つまり、そもそもの根本がPUPGをプレイするのに向いていないものであった、ということになります。
では、そのような場合は一体どうすればよいのでしょうか。
簡単に言ってしまえば、「ネットワーク回線を変更する」しかありません。
PUPGをサクサク快適Pingでやるためには、それしかなくなってしまいます。
すっぱりと簡単に言ってのけていますが、ネットワーク回線はそう簡単にホイホイ変えられるものではありません。
変えると決めたからには、よく吟味して乗り換えを行いたいと思う人が普通でしょう。
そこで、おススメと言われている回線を以下より紹介していきたいと思います。
ゲームのネットワーク回線におススメなのはどれ?
ネットワーク回線にも様々な特徴があり、値段から得意分野までもが違うという傾向にあります。
そんな中で特にゲーミングに関して適しているというネットワーク回線は
- NURO光
- auひかり
- ドコモ光
であると言われています。
これ以外のネットワーク回線でも十分な働きをすることがあるようですが、殊更ゲーミングに関しては上記三回線が良いとよく言われています。
尚、回線的な人気と性能から、おススメ順は「NURO光>auひかり>ドコモ光」です。
以下の項目からは、それぞれの回線についての詳しい情報、詳しい特徴に関してまとめていきます。
回線を乗り換えたいという人のための参考になればよいと考えております。
オンラインゲームをやるならこの回線!「NURO光」!
回線名 | NURO光 |
親会社 | ソニーネットワークコミュニケーションズ |
最大回線速度 | 2Gbps |
平均回線速度 | 500Mbps |
NURO光は最強ゲーム回線として名高く、ゲームを本気で、快適にプレイしたいと考えているならば選ぶべきであると言われている回線となります。まずはゲーミングおススメ回線No.1である「NURO光」です。
速度は驚愕の最大2Gbpsであり、平均して500Mbpsを叩きだせる超高速回線となっています。
ですが、重要なのは回線速度ではなくPing値であるということは前述した通りです。
回線速度がいくら早くても、Ping値が良くなければ意味がありません。
その点に関しても抜かりはなく、NURO光はPing値も非常に良いことがわかっています。
なんと、一桁台のPing値を出してしまうこともある程だと言われているのです。
一桁台のPing値=サーバーのレスポンスがそれだけ早いということです。
ラグなんて無縁レベルのPing値であることは一目でわかると思います。
これだけのPing値を叩きだせる回線はNURO光以外には現状存在せず、正しくゲーミングをするために存在する回線であると言わざるを得ないでしょう。
その驚異的なまでの高速回線及び良Pingはe-Sports界隈でも当然注目されており、公式のe-Sports大会や施設でも導入されている回線であり、日本で本気でゲームをしたいなら是非とも利用したい回線であると断言出来ます。
マンションでも速度は十分!
マンションやアパートでは、光回線を敷いても回線の速度が遅くなり、Pingも悪くなってしまうということがあります。
どうしてそんなことが起こるのか。
理由は「マンションにおける光回線の敷き方」にありました。
マンションにて光回線を契約したとしても、実は実際に光ファイバーケーブルが物件内に直接敷かれることはあまりないと言われています。
実際に配線されるのは電話回線を利用した「VDSL」という方式のものであることが多いようです。
このVDSL方式、実は回線速度に大きく制限がかかってしまい、最大でも100Mbpsまでしか速度を出せないようになっています。
回線速度だけでなくPing値も制限のためか悪くなりがちであり、ラグが発生しやすくなります。
マンションの回線速度が遅く感じたり、Ping値が悪くなってラグくなってしまうのは回線自体が原因になっていることが多いのです。
その点NURO光はそんな問題もありません。
NURO光は配線導入の際に各部屋までしっかりと光ファイバーケーブルが敷かれるため、速度制限などは一切かかりません。
電話回線ではなくちゃんと対応した光ファイバーケーブルを使用するのですから、当然と言えば当然なのですが。
そのため、NURO光に乗り換えるだけで速度の違いを実感できるようになっています。
ただし、マンションが実際にNURO光に対応していないと乗り換えたり、導入したりは出来ないため、自身の住まいが対応しているエリアにあるのか、対応してくれている建物なのかなどをしっかり調べてから導入を検討しましょう。
最大45000円キャッシュバックキャンペーン!
NURO光では2020年12月17日現在において、キャッシュバックキャンペーンを行っています。
公式サイトから入会申し込みを行うと、条件次第では高額料金のキャッシュバックが行われるのです。
更には「工事費無料」や「設定サポートサービス」など、様々な特典が付与することもあるようです。
その他にも申し込みを行う場所によっては「特定ゲーム機プレゼント」などの特典もあります。
しかし共通して言えることは、どのキャンペーンも期日が決まっていないため、いつまでやっているかわからないという点です。
もし乗り換えを検討している人がいるならば、早めに対応地域を調べ、行動を起こすと良いでしょう。
対応地域は現状まだ若干狭い
NURO光は「関東」「東海」「関西」「九州」「北海道」といった地域でのみサービスが提供されています。
東北や四国といった一部地域ではサービスが提供されていませんので、使用することが出来ません。
そのため、NURO光に乗り換えようと思った場合は、一度しっかりと公式サイトで自身の住所にNURO光が対応しているかどうかを調べる必要があります。
勢いだけで契約を進めて行かないようにしましょう。
独自の回線で安定した通信環境!「auひかり」!
回線名 | auひかり |
親会社 | KDDI株式会社 |
最大回線速度 | 1Gbps |
平均回線速度 | 236Mbps |
NURO光が最強の通信回線と言われていますが、その次におすすめと言われている回線が「auひかり」です。
回線網が独立しているという性質上、非常に混雑がしにくい状況にあり、回線速度はおおよそ最大1Gbpsも出せると言われています。
通信速度に関してはNURO光に劣る部分があるものの、KDDIが独自の光ファイバー回線網を持っているため、通信の安定性ではどの回線にもひけを取りません。
流石にそれほど早い通信速度は出しにくいようですが、それでも236Mbps程は平均して出せるため、十分な通信速度を確保することは可能です。
勿論Ping値もしっかりと良いものに留めており、環境次第では1桁台、平均しても10桁前半をキープしてくれます。
NURO光程の超快適サクサク回線ではありませんが、それでも超快適であるということには変わりありません。
機種のスペックさえ足りていれば、PUPGを始めとしたオンラインゲームを快適に遊ぶことが出来ます。
条件次第では料金が安価になる!?
auひかりは申し込みの際にキャッシュバックキャンペーンや特典があるという他にも、自分の携帯端末がauの場合は、「セット割」を利用することが可能となっています。
au端末を利用している場合は、クオリティの高い通信環境を通常よりも安く使うことが出来てしまうのです。
また、2年契約をいっぺんに申し込むと「ギガ特プラン」が適用され、これまた安価な料金設定で回線を利用することが可能です。
回線料を条件次第で安く抑えつつ、ゲーミングに十分すぎる回線を用意したいau端末ユーザーなら、間違いなくこちらを選んだ方がいいでしょう。
対応地域は広め
auひかりはKDDIがサービスを提供しているため、限られた地域でしか現状利用することが出来ないNURO光に比べて、広い地域で利用することが出来ます。
NURO光では網羅されない場所もauひかりならば網羅しているということも多々ありますので、もしNURO光が使えないとしても安心です。
それでもカバーされていない地域などはありますので、詳しいことは公式サイトやauショップで話を聞くのが良いでしょう。
現状日本のほぼどこでも使える!?「ドコモ光」!
回線名 | ドコモ光 |
親会社 | NTT |
最大回線速度 | 1Gbps |
平均回線速度 | 200~300Mbps |
NURO光、auひかりに次いでおすすめと言われているのが、NTTドコモが提供する「ドコモ光」です。
ドコモ光はフレッツ光と同様の回線を使用しているという大きな特徴があります。
NURO光やauひかりといった独自回線網を持っている回線ではないため、通信が混雑したりすることもありますが、フレッツ光は日本の90%を網羅する程の回線網を持っているため、全国ほぼどこでも使用することが可能という他の二つのおすすめ回線には無い利点が存在するのです。
NURO光はごく限られた地域のみ、auひかりも未だ未対応の地域がある中、ほぼどこでも使用することが出来るということは大きな差別点であると言えるでしょう。
更には独自回線網を利用していないにも関わらず、フレッツ光回線では最も早い通信速度を誇る回線を使用することが出来るため、最大1Gbps、平均しても300~200Mbpsで通信が行えます。
そのためauひかりと同程度のPing値を記録することが出来るため、非常に優秀な回線であると言えるでしょう。
ドコモ携帯使用ならよりお得に?
ドコモ光はNTTドコモが提供している光通信サービスとなります。
そのため、auひかり同様、ドコモの携帯端末を利用している人は料金に割引がかかるという特典がつくようです。
勿論他の回線と同様にキャッシュバックサービスなども存在するため、キャンペーンの内容は事前に調べて申し込みを行いましょう。
特にドコモ光のキャンペーン内容はよく変動すると言われているため、事前の調査は必須と言えるでしょう。
光コラボなら安く、早く?
NTTドコモは光回線の卸販売を行い、他の光回線サービスとコラボして回線サービスを販売しています。
この販売方法を「光コラボ」と言い、ドコモ光は様々なサービス会社から回線サービスを提供しています。
このサービス会社によってはキャッシュバック値が違ったり、付属するサービスが違うと言われているため、事前にどの光コラボ業者がどのようなサービスを行っているのかは調べてから契約を進めた方がいいでしょう。
一般的におすすめと言われているのが「GMOとくとくBB」であり、この光コラボ回線サービスでは、貸与されるルーターが他の光コラボ回線サービス会社のものよりもランクが高いものとなり、より快適なネットワーク利用が行えるのです。
回線速度やPing値を特に気にしたいならば、GMOとくとくBBでの契約がいいと言われているようです。
尚、光コラボの回線はやや口コミ的に評判が良くないという所があるのも事実です。
そのため、口コミや事前の評判、サービス内容などはよく調べた上で契約を進めて行った方がいいとも言えるでしょう。
まとめ
PUPGはオンラインゲームでも特に回線の不調などを受けやすいジャンルのゲームです。
特にラグが発生すると致命傷となり得るゲームであると言えるため、常に通信環境には気を配る必要があります。
ラグを発生させないように良いPing値をキープしておきたいなら
- 古いルーターやポケットWi-Fiなどを利用せず、十分な性能のルーターを用意する
- 通信回線は有線に切り替える
- ゲーム内での設定を使用するマシンのスペックに合わせて調節する
といったことに注目してみてください。
どうしてもラグに悩まされる場合は「使用する機器を買い替える」「使用回線の契約を切り替える」ことも検討した方がいいということになります。
以上がPUPGのPing値が低い場合の対処法となります。
上記内容を参考に、快適なPUPGライフを目指してみてはいかがでしょうか。
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