この世の中には、日々新しいゲームがリリースされていきます。
ジャンルもRPGからシミュレーション、アドベンチャーなど様々なものが存在します。
今回はそんな中から「ハクスラ」要素を持ったゲームを中心におすすめのものを10本、ランキング形式で紹介していこうと思います。
そもそも「ハクスラ」って何?
ハクスラとは、「ハック&スラッシュ」の略称であり、敵を倒して点数を競ったり、アイテムを獲得したりすることを目的としたゲームジャンルのことを言います。
最初は「ダンジョン&ドラゴンズ」のようなテーブルトークRPGの1ジャンルとして登場しており、そのダンジョン&ドラゴンズを原点としたテレビゲームの登場に伴い、テレビゲームの1ジャンルとして確立したジャンルとなっています。
広義的には「敵をとにかく倒す」ことを言うのですが、「敵を倒してアイテムを獲得し、アイテムでキャラクターを強化してどんどん強い敵に挑んでいく」ゲームを「ハクスラ系ゲーム」と定義することが多いようです。
一般的なハクスラ系ゲームと称するものは後者の意味で取られることが多いでしょう。
近年であれば「黄泉ヲ裂ク華」や「ガレリアの地下迷宮と魔女の旅団」あたりが話題になった作品であると思われます。
ハクスラというシステムはRPGと相性が良く、ハクスラ系ゲームというとRPGが大半です。
時折アクション要素が含まれているハクスラ系ゲームもありますが、大半はRPGがハクスラ系としてリリースされていることが多いでしょう。
コンシューマーやPCに非常に多い傾向にあるハクスラ系ゲームですが、近年はスマートフォンでも気軽に遊べるハクスラ系ゲームも増えています。
そんなハクスラゲーを、以下より10作品を厳選して紹介します。
1位「ロストアーク」
第1位として紹介するゲームは「ロストアーク」です。
「SmilegateRPG」が開発し、「ゲームオン」が運営・配信を行っているMMORPGであり、日本での配信は2020年9月23日に行われました。
対応プラットフォームはPCのみとなっています。
広大な世界と美麗なグラフィックがウリのキャラメイク可能なクオータービュー見降ろし形式のRPGです。
ハクスラ要素は主に装備品系統と装備品の強化に関する部分で組み込まれておりますが、運営としてはあまりハクスラ要素で推してはいないという発言が公にされているようで、ガッツリハクスラ系かと言われればそうではないようです。
それでもゲームを進めていけばハクスラ要素はあるため、全く無いとは言えなくなっています。
ロストアークを実際に遊んだ感想まとめ
それでは、筆者が実際にロストアークを遊んでみた感想をまとめていきます。
グラフィックは運営側がウリにしており、プラットフォームがPCだけで展開されているだけあって非常に美麗です。
反面、グラフィックが美しすぎることが枷になっているようで、半端なPCでは動作がもっさりしてしまい、ハクスラの広義的な意味である戦闘はあまり楽しめなくなってしまいます。
ゲームをプレイするならそれなりの性能のPCが求められるでしょう。
ゲームシステム自体はトラディショナルなMMORPGという印象でした。
戦闘を行いモンスターを倒し、ドロップしたアイテムで自身や装備を強化してゲームを進めていくという、従来通りの楽しみが十分に味わうことが出来る作品です。
ハクスラ要素はゲームを進めていけばより楽しめるようになります。
運営側が「ハクスラで売っていない」と発言しているだけあってあまり濃厚なハクスラゲーム感はありませんが、MMORPGの中にハクスラの風味付けがされており、ハクスラも出来ると考えればそう悪いものではないと思います。
全体的に「スタンダードなMMORPG作品」であり、ハクスラ要素は薄いものの、ビジュアルの美しさや戦闘面の楽しみはしっかりと詰め込まれた作品であると言えます。
プラットフォームがPCのみであるため、それなりの性能を持ったPCを所持しており、MMORPGを遊んでみたいなら是非ともプレイしてみて頂きたく思います。
2位「A3:STILL ALIVE」
第2位は「A3:STILL ALIVE(エースリー スティルアライブ)」です。
「リネージュ2レボリューション」や「ブレイドアンドソウル」などを開発した「ネットマーブル」社が2020年11月10日にリリースしたオリジナルタイトルのMMORPGとなっています。
MMORPGらしいオープンワールドの広大な世界観と、オープンなPvP環境が整えられたバトルロイヤル要素がウリのゲームとなっているようです。
ハクスラ要素は大きめであり、強力な装備を追い求めて敵を倒し、獲得していく楽しみが強調されています。
また、ハクスラをして手に入れたアイテムを試す相手も大量に用意されており、モブエネミーやワールドボスは勿論、対人戦要素もかなり充実しています。
より強い武器を手に入れ、より強い相手に挑戦するというハクスラならではの楽しみ方を存分に味わえるスマートフォン向けの、本格的なハクスラ要素ありのMMORPGであると考えられます。
A3:STILL ALIVEを実際に遊んだ感想まとめ
それでは、筆者が実際にA3:STILL ALIVEを遊んでみた感想をまとめていきます。
グラフィックは非常に高クオリティで、美麗かつ派手、そして爽快感に満ち溢れたグラフィックは本当にスマートフォン向けのゲームなのかを疑ってしまうほどです。
ですがその反面ダウンロードの時点からデータの量が大きく、ダウンロードに結構な時間がかかります。
マップ上の視点はクオータービュー固定ではありますが、爽快感溢れる範囲攻撃による戦闘は癖が無く、遊びやすく思います。
動作は比較的スムーズである上、オート狩り機能なども存在し、ゲーム進行もスムーズに行えます。
装備品の能力値はある一定の範囲内でランダム決定されるため、何度も装備品を手に入れてより良い装備品を吟味するというハクスラの楽しみが存在します。
ハクスラ要素として装備品を掘るのは勿論ですが、装備品の強化段階の引継ぎや、能力値の抽選し直しなど、ハクスラ要素への救済措置も存在します。
より良い装備品を求めて敵を狩り、厳選して使用するというハクスラの醍醐味が練り込まれたMMORPGであり、ハクスラ要素があるMMORPGをスマートフォンで楽しみたいというならば是非ともプレイしてほしいゲームとなっています。
納得の快適度を誇る作品であり、MMORPGに慣れ親しんだ人ほど楽しめる作品に仕上がっています。
3位「ファイナルギア-重装戦姫-」
第3位は「ファイナルギア-重装戦姫-」です。
「アズールレーン」や「アークオーダー」を開発した中国の「Bilibili」社が開発したアプリゲームであり、日本では2020年10月9日に配信が開始されました。
世紀末的なSF世界を舞台にしたアクションRPGとなっています。
ファイナルギアー重装戦姫-でハクスラするのは主に傭兵団員が搭乗する「ロボットのパーツ」です。
ロボットのパーツはガチャで入手するもの以外にもドロップで手に入れられるものがありますが、その能力値は基本的に規定範囲内、規定効果中の中でランダムで決定されます。
プレイヤーはより良いパーツを求めて敵を倒したり、パーツを開発生産していくことになります。
ファイナルギア-重装戦姫-を実際に遊んだ感想まとめ
それでは、実際に筆者がファイナルギア-重装戦姫-を遊んでみた感想をまとめていきます。
アニメ調で可愛らしい女の子たち、そしてそれと対比するように登場する個性的なメカニックが非常に魅力的な作品です。
細かい動きまでしっかりと設定されたロボットたちは眺めているだけでも楽しく、グラフィックに関してはかなり高品質であると言えるでしょう。
その代わり、ゲームはかなり重くなっているらしく、起動させ続けるとゲームがクラッシュして落ちてしまうという可能性もあると付け加えておきます。
肝心のハクスラ要素は一部の装備パーツにのみ適用されており、厳選が行える幅は狭いものの、厳選した特定パーツは一部キャラクターの「専用機」よりも強くなるということもあり、強さを求めるならば厳選は必至です。
また、ガチャから出た装備パーツも改造を進めることで追加の能力値を付与することが出来、能力値の付与はランダムなこともあるため、ガチャ産装備も厳選できないというわけではありません。
装備パーツの能力値が大きくキャラクターの強さに直結し、有用な装備を手に入れることが勝利への一歩となることから、ハクスラ要素がゲーム内でもかなり大きな比重を占めるゲームであるとも言えるでしょう。
ただし、ハクスラ要素で獲得したパーツが活かせるのは特定のパーツを使用した機体である「専用機」が無く、有用な能力を持った一部のキャラクターのみであり、ハクスラ要素で手に入れたアイテムだけでは強くなれないようになっています。
それでも一つ一つ能力値が違う装備を厳選し、より強い装備を獲得するというハクスラの楽しみは十分に味わえるため、MMORPG以外のハクスラを楽しみたい人には是非ともおすすめのゲームです。
4位「Dauntless」
第4位は「Dauntless(ドーントレス)」です。
カナダのインディーズゲームスタジオである「Phoenix Labs」が開発、運営している基本無料のオンラインアクションRPGです。
配信開始は2019年9月26日で、PC・XBox・PS4・ニンテンドーswitchで展開が行われており、クロスプレイやクロスセーブに対応しています。
モンスターハンターシリーズやDark Soulsシリーズなどに影響を受けたというゲームなだけあって、ハクスラ要素は多大に盛り込まれています。
武器や防具に様々な効果をもたらすスキルを付けるアイテム「セル」を厳選したり、装備品を作ったりなどのために、何度も同じモンスターを狩って素材を集める必要があるのです。
ゲームの根本にハクスラ要素が大きく食い込んでおり、アクションRPGでハクスラゲーを探しているならかなりおすすめ度が高いゲームであると言えるでしょう。
Dauntlessを実際に遊んだ感想まとめ
それでは、筆者が実際にDauntlessを遊んでみた感想をまとめていきます。
プレイするには「Epic Games Launcher」と「Epic Games アカウント」が必要となりますので、事前に作っておいたり、ダウンロードしておくと良いでしょう。
近年のPCゲームの例に漏れず、半端なスペックのPCでは起動しませんので、動作するかどうかが心配なら、素直に据え置き機器でのプレイを行いましょう。
筆者のPCでは動かなかったため、筆者のレポートはPS4基準となります。
全体的に「これ本当にインディーズスタジオが作ったの?」と言わんばかりのクオリティで、メインであるハンティングパートはまるで「モンスターハンター」そのものではないかというレベルでした。
ですがアクション性は本家よりも更にやりやすくなっており、やれることは少ないにしてもシンプルで遊びやすい印象です。
ハクスラゲーとして敵を倒す際の快適さは重視されるべき項目であり、Dauntlessはそれをあっさりクリアしています。
若干絵柄に癖がありますが、絵柄が気にならないなら狩りゲーとしては初心者向けで、アクション性の高いハクスラゲーをやりたいというプレイヤーにはおススメです。
5位「V4」
第5位は「V4」です。
2020年9月24日より日本での配信が開始されたゲームであり、韓国の老舗オンラインゲーム開発会社である「NEXON」が提供を行っています。
対応プラットフォームはスマートフォンの他にPCが存在します。
クロスセーブやクロスプレイにも対応しています。
形式的にはスタンダードなMMORPGであり、フィールドに存在するモンスターを狩り、装備品を手に入れるというハクスラ要素が存在します。
ハクスラで手に入れた装備はほぼ同一の能力値を持ちますが、一部の装備は強化後に能力値や特性が変化するという特性を持っており、目当ての装備を求めて狩りをしていく形式になります。
また、ハクスラゲームで面倒な狩りを自動化し、寝ている間や仕事をしている間に狩りを行わせることが出来るというシステムはかなり評価することが出来るでしょう。
V4を実際に遊んだ感想まとめ
それでは、筆者が実際にV4を遊んだ感想をまとめていきます。
グラフィックはスマートフォン向けMMORPGとしては高水準ではあるのですが、UIはスマートフォン向けであるため、PCでプレイすると何となく違和感があるようになってしまっています。
また、グラフィックのクオリティは若干PC向けになっているせいか、スマートフォン向けとしては重く、動作に支障出ることもありました。
ハクスラ要素はとにかく目当ての装備品を獲得すること、オプションを付与する特性石の獲得に集約します。
これらのドロップ率は従来のMMORPGらしくあまり高くありませんので、とにかく敵の数を狩る必要があります。
そこで役立つのが「自動狩り」システムであり、自動狩りを設定すると、近隣に沸いた敵を勝手に狩ってくれます。
この自動狩りシステムが面倒な狩りの手間を省いてくれますが、全部自分で操作して狩りを行いたい人にはあまりうれしくない機能です。
総じて、ハクスラ要素を手軽に味わいたい、MMORPGの煩わしい部分を排して楽しみたいというプレイヤー向けのゲームであると言えるでしょう。
6位「魔界戦記ディスガイアRPG」
第6位は「魔界戦記ディスガイアRPG」です。
据え置き機のゲームとして人気を博している「日本一ソフトウェア」の看板シリーズが一つ「ディスガイア」をスマートフォン向けゲームとした作品です。
配信を行っているのは原作を作成した日本一ソフトウェアではなく、スマートフォン版「アークザラッド」などを配信している「ForwardWorks」であり、配信を開始したのは2019年11月27日です。
対応プラットフォームはスマートフォンとPCであり、PCではブラウザゲームとして楽しむことが出来ます。
やり込み要素の一つとして、「アイテム界」という場所にてより良いアイテムを獲得・育成するためのハクスラ要素が存在します。
そのため、ハクスラ要素はメインとは言えませんが、キャラクターを強くするなら必須の要素であり、ハクスラの重要性は大いにあります。
尚、今回紹介するゲームの中では唯一の原作ありの作品であり、可愛らしく個性的な絵柄も相まって、比較的プレイがしやすいゲームなのではないかと思われます。
原作が好きなプレイヤーは勿論、初めてディスガイアシリーズに触れるというプレイヤーにもおススメです。
魔界戦記ディスガイアRPGを実際に遊んでみた感想まとめ
それでは、筆者が実際に魔界戦記ディスガイアRPGを遊んだ感想をまとめていきます。
ハクスラ要素はアイテム界に潜り、より強い装備を掘るために行います。
最下層である30階のボスを倒して、持っているアイテムよりも高いレアリティを誇るアイテムを手に入れることが目的となるようです。
効率的に潜る方法や、宝箱のドロップ率を上昇させる方法も豊富に存在するため、ハクスラに関する快適度はオートバトルも含めて良好であると言えるでしょう。
また、全体的にポップで可愛らしいゲームであるため、ハクスラ系ゲームをやってみたいけど絵柄などで敬遠しているという人にも等しくおススメすることが出来ます。
原作が好きなプレイヤー、ハクスラ系ゲームをやってみたいプレイヤーにも広くオススメです。
7位「Buried Bornes」
第7位は「Buried Bornes」です。
「Nussy Games」によって開発されたゲームであり、ほぼ個人製作と言っても良いレベルの作品です。
ハクスラ系ゲームとしては元祖レベルである「ウィザードリィ」のようなゲーム性となっており、冒険者を作成してダンジョンに潜りつつ、お宝を探すというシンプルなものです。
ハクスラ系ゲームの中でもお宝を探してダンジョンを探索する形式のゲームである「ローグライクゲーム」に分類される作品であり、自身らを高めながら最終階層にいるラスボスを討伐してお宝をゲットするのが目的となります。
操作性もゲーム性も非常にシンプルである上、当該アプリは一人でゲームを進める「ソロアプリ」になります。
そのため、一人でコツコツ、手軽にサクサクと遊ぶには非常に良いハクスラゲームと言えるでしょう。
グラフィック、ゲーム性、更には難易度のシビアさまでがウィザードリィそのものであり、往年のウィザードリィファンもにっこりの内容となっています。
初心者からウィザードリィを愛する人までも楽しめるアプリケーションであると思われます。
Buried Bornesを実際に遊んでみた感想まとめ
それでは、実際に筆者がBuried Bornesを遊んでみた感想をまとめていきます。
ドットで構成された平仮名多めの文字、黒い画面に表示される多数の情報ウィンドウ、ドットで描画されるグラフィック、どれをとっても往年の古き良き「ウィザードリィ」系の流れを踏襲しています。
ハクスラ要素は「装備」と「スキル」になります。
ダンジョン内で敵を倒したり、冒険者の亡骸を調べると手に入ることがあります。
同じ武器や防具でもついている効果や能力値が違うため、良い装備を手に入れられるかどうかはランダムです。
この良い装備を求めて次々にダンジョンに潜ってしまうため、サクサクと進められるゲーム性と中毒性も相まってついつい時間を忘れてポチポチやってしまいます。
派手なグラフィックはありませんが、あまり時間をかけずにサクッとハクスラゲーをやりたい、ウィザードリィのようなゲームがやりたいというプレイヤーは是非ともプレイしてみてください。
8位「ラストガンスリンガー」
第8位は「ラストガンスリンガ―」です。
「R.O.App」という個人で運営・配信を行っているアプリゲームとなっています。
主人公である少女「村雨三雲」を操って、人類が滅んだ世界で人類の敵を討つというストーリーが目を引くシューティング×ハクスラゲームとなっています。
三雲が装備するアイテムはゲームステージを進めていくと拾えますが、このドロップアイテムは同じ名前でも能力値やオプションなどが違い、場合によっては使用感が全く違うものになってしまうという特性を持っています。
そのため、気に入った武器を拾うまでステージを周回する必要があるなど、ハクスラ要素は非常に強く、重要なシステムであることが伺えます。
また、プレイするために必要なスタミナや、クリア回数制限のようなものはなく、思う存分ハクスラと戦闘を楽しめるゲーム構造になっています。
ハクスラ要素のあるシューティングアクションゲームと言うのも珍しいため、ちょっと毛色の違うハクスラゲームをやりたいならば是非とも手に取ってみて欲しいゲームとなっています。
ラストガンスリンガ―を実際に遊んでみた感想まとめ
それでは、ラストガンスリンガ―を筆者が実際に遊んでみた感想をまとめていきます。
攻撃は自動で行ってくれるために、操作は至ってシンプルであり、基本的には画面の右側・左側をタップして移動するしかありません。
道中で敵を倒していくと、ドロップアイテムを取得し、装備などを獲得することが可能です。
装備品によって使い勝手も強さも変わってしまうため、シンプルながらも非常にやり込み要素が高いと言える作品です。
ハクスラ要素はがっつりとゲーム本編のシステムに食い込んでおり、ある程度はちゃんとハクスラを行わないと辛いこと必至です。
そういう意味ではハクスラは強要レベルで必須です
簡単操作でサクサクとゲームを進められるちょっと変わったハクスラゲームであり、RPGではないハクスラを遊びたい人、気軽に一人で楽しみたい人は是非とも触れてみてはいかがでしょうか。
9位「ダークブラッド2」
第9位は「ダークブラッド2」です。
「トイハウス」という会社が運営・配信を行っているアプリケーションです。
前作が存在しますが、今から始めるなら2からの方がいいでしょう。
カードゲームとハクスラ系RPGを合わせた全く新しいタイプのハクスラゲーであり、知る人ぞ知る名作と言った風合いの作品です。
緻密なドットで描かれた印象的なグラフィックが若干レトロな風合いを醸し出しており、懐かしいと思う世代には懐かしさを、近年の若者には新鮮さを届けてくれます。
ダークブラッド2を実際に遊んでみた感想まとめ
それでは、ダークブラッド2を筆者が実際に遊んでみた感想をまとめていきます。
ゲームはカードゲーム的な要素とターン性バトルを組み合わせたRPGとして進んでいきます。
しかしカードを集めるゲームというわけではなく、強さは装備品で決まります。
装備品は主に街で手に入れる他、敵を倒したり、ダンジョン内の宝箱から獲得することも出来ます。
尚、このゲームの難易度は高めです。
ですが、コツを覚えて装備を整えていけばサクサクと敵を倒せるようになります。
根気よく敵を倒しつつ、アイテムを集めて強敵に勝利するという要素では、変則的なゲームシステムを取っている反面非常にスタンダードなハクスラ系RPGと言えるのではないでしょうか。
ちょっと難易度の高いハクスラゲーを遊びたい人、戦略的なゲームを遊びたい人におススメのゲームであると筆者は考えます。
10位「アルテスノート」
第10位は「アルテスノート」です。
Ryo Nakata氏らによって開発されたインディーズアプリです。
ハクスラゲーの中でも比較的珍しい放置系アプリであり、キャラクターを作成、パーティを編成したらダンジョンへと潜らせ、探索をさせ、一定時間後に報告書を見るタイプのゲームとなっています。
ダンジョンに潜っていくとアイテムが手に入る他、次々と本格的な物語が解放されていき、新たな冒険や機能が解放されていくという形式を取っています。
大きな特徴として、余計なグラフィックを完全に排したゲームデザインが挙げられます。
キャラクターグラフィックや挿絵は無く、ほぼ全てがシンプルな文章で綴られます。
その関係上、物語の印象はプレイヤーに委ねられることになるという、若干テーブルトークRPGを踏襲した気持ちを味わうことが可能です。
総じてハクスラゲーの中でもかなりの異色作であり、物語に感情移入できるかどうかがキモであるとも言えるでしょう。
アルテスノートを実際に遊んでみた感想まとめ
それでは、アルテスノートを実際に筆者がプレイしてみた感想をまとめていきます。
このゲームはハッキリ言ってハクスラゲーというよりは、ノベルゲーに近いです。
キャラクターを作って、ダンジョンに旅立たせて、その結果を見て、新たに解放された物語を読んで、その内容にニヤリと笑うだけのゲームです。
そのため、楽しさはプレイヤーに依存すると言ってもいいでしょう。
キャラクターメイキングは色んな意味で幅が広く、仲間の種族や性別、二つ名や詳細なフレーバーテキストに至るまでを自由に作成することが可能です。
ただし、話の中心はどうしても固定の主人公となるため、作成したキャラクターが登場するのは探索の時のみであり、ノベルパートにはいることを匂わせる程度しか登場しません。
ここもどれだけ自分の想像だけで補えるのかが勝負となるでしょう。
ノベルゲーに近い本作をハクスラゲーに分類するかどうかは賛否両論でしょうが、ダンジョンに潜ってお宝を獲得するというハクスラの基本形式はしっかりと盛り込まれています。
物語要素が強いハクスラゲーがやりたい人、物語の深みを想像するのが好きな人は是非とも遊んでみて欲しいタイトルです。
まとめ
以上が、おススメハクスラ系ゲーム10本の紹介でした。
時間をかけてじっくりやるタイプのゲームが非常に多いため、時間をかけてじっくりゆっくり攻略を楽しんでみてはいかがでしょうか。
尚、今回は基本無料のゲームを中心に紹介してきましたが、有料アプリやコンシューマーの中にも非常に魅力的なハクスラゲームは多数存在します。
今回紹介したアプリでハクスラ系に興味を持った、もしくは面白いと思ったのなら、是非とも無料ではない作品で遊んでみてください。
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