「黒い砂漠」とは?
この記事では黒い砂漠ってどんなゲームなのか?どんなことができるのか?など、
ゲームの概要や魅力に迫っていきたいと思います!
「黒い砂漠」とは、韓国のゲーム会社「Pearl Abyss」によって開発されたMMORPGです。
2010年から3年の歳月をかけて開発された大作MMORPGで、2013年にクローズドベータテスト、2015年5月8日に正式リリースされています。
2020年12月2日現在、なんと5年半も運営され続けているゲームであり、MMORPGの中でも定番タイトルとして君臨するようになっています。
一時期は「ロストアーク」の運営会社である「ゲームオン」とも業務提携をしていたようですが、現在ではPearl Abyssが単独で運営を行っています。
プラットフォームは「PC」「XBox」「PS4」が使用可能です。
PS4とPC、XBox間ではクロスプレイに対応しており、この三つのプラットフォームは同じ世界を共有してプレイすることが可能です。
モバイル版もあり!
「黒い砂漠」は上記プラットフォーム以外にも、「スマートフォン」に対応したアプリケーション「黒い砂漠モバイル」も存在します。
こちらも内容に関しては上記プラットフォームで提供されている黒い砂漠と内容はほぼ変わらないものの、より遊びやすく調整されたシステムが搭載されています。
手軽な時間にサクッと…とはMMORPGなので簡単には出来ませんが、いつでもどこでも遊ぶことが出来るという大きな利点を持っています。
ですが、こちらの黒い砂漠モバイルは上記プラットフォームとはサーバーを共有しておらず、そちらのプラットフォームで遊んでいるプレイヤーとは一緒に遊ぶことは出来ません。
モバイル版はモバイル版同士でしか繋がることが出来ないようになっております。
また、上記プラットフォームとは完全に独立してゲームを形成しているため、クロスプレイなどに対応はしていません。
つまり、家ではPS4などでがっつりレベルを上げて、出先でもモバイル版でレベルを上げるなどと言ったことは不可能となっています。
PS4版やPC版、XBox版でゲームを開始していても、初めからやるしか無いという所がネックでしょうか。
ちなみに、選べる職業に関してはどちらも同じだけ存在するため、PC版などで遊べた職がモバイルでは遊べないということはありません。
広大な世界で冒険を始めよう!
「黒い砂漠」の大きな特徴として、非常に広大な世界が一つ挙げられます。
オープンワールド制を採用しており、最初から自由にどこにでも行くことが出来るという自由度の高さが非常に魅力です。
更にはマップとマップの間はシームレスで繋がっており、ロードなどの読み込みも殆どなく(使用しているプラットフォームや環境にも寄りますが)サクサクと移動することが可能です。
そんな世界にて展開されるストーリーは、強大な力を持つ「黒い石」と、闇の精霊を中心として進んでいきます。
「カルフォエン」「バレンシア王国」、そして商業都市「アルティノ」の三つの国や都市を股にかけ、黒い石と闇の精霊の秘密に迫っていく冒険譚となっています。
また、そんな世界に関わるクラスは20種類存在し、それぞれ独自のストーリーがついています。
プレイヤーは20のクラスの一つを選んでキャラクターメイキングを行い、キャラクターのストーリーを追いながら世界の秘密の深淵へ足を踏み入れていくということになるのです。
多彩なクラスは20種類!
黒い砂漠でキャラクターメイキング時に選べる職業は20種類となっています。
物理職、魔法職、遠距離職と多彩に揃えられており、それぞれ非常に特徴的なものとなっています。
基本的な20クラスは
- ウォーリアー
- レンジャー
- ソーサレス
- ジャイアント
- リトルサマナー
- ブレイダー
- ツバキ
- ヴァルキリー
- くノ一
- 忍者
- ウィザード
- ウィッチ
- 格闘家
- ミスティック
- ラン
- アーチャー
- ダークナイト
- シャイ
- ガーディアン
- ハサシン
です。
最新のキャラクターは2020年7月に実装された「ハサシン」となっています。
尚、これら基本クラスの他に、レベルを上げていくと「上位クラス」へと分岐する職も存在します。
そのため、クラス数は基本職と覚醒職、継承職などを合わせるとかなり多岐に渡ることになるのです。
自分にはどの職業がマッチしているのか分からない。各職業の特徴を知りたいという人には以下の記事から自分に合った職業を探してみてください!
リセマラ不要で遊べる!
黒い砂漠及び黒い砂漠モバイルは、リセマラなどの必要はありません。
初期にアプリゲームなどで行う装備やキャラクターのガチャなどは無く、基本的にはゲームの進行やレアドロップで装備を整えていくゲームとなります。
そのため、黒い砂漠のプレイヤーは誰でもスタート地点が一緒であり、ガチャによるスタートダッシュなどは無いと断言することが出来ます。
つまりはガチャによるリセマラは一切必要がないということになります。
リセマラが無い分、リセマラをしようとしていた時間をそのままキャラクターの育成やゲーム進行に充てることが出来てしまいます。
「黒い砂漠」で遊んでみよう!
それでは、「黒い砂漠」を遊んでみましょう。
今回はPC版でのダウンロード及びゲームの始め方を中心に紹介していきます。
まずは会員登録!
黒い砂漠で遊ぶには、まずPearl Abyssのアカウントを取得する必要があります。
アカウントを登録しましょう。
アカウントの登録は公式サイトから行います。
公式サイト右上にある「会員登録」をクリックし、移動します。
移動すると、会員登録ページとなります。
会員登録はメールアドレスや会員情報を入力して登録する方法と、SNSなどのIDやアカウントを用いて登録する方法があります。
どちらを選んでも構いませんが、SNSの方が手順が簡単になるため、もし差支えなければSNSでの認証をお勧めします。
使用出来るIDやアカウントは
- Facebookアカウント
- Googleアカウント
- Yahoo!Japan ID
- Twitterアカウント
です。
手動で会員登録
会員登録を手動で行う場合は、「黒い砂漠会員登録」を選びましょう。
すると画面が遷移し、利用規約の同意
個人情報の入力
を行う必要があります。
尚、パスワードの設定は独特のものであり、なんと「英字」「数字」「使用可能な記号」すべて1文字以上を含んだ10~16文字の文字列を設定しなければなりません。
つまり「kuroisabaku24」のようなものではなく「kuroi_sabaku-24」のようなものでなければならないということになります。
使用可能な記号は「!@#$%^&*()+=~_- 」が定められています。
上手く使えばパスワードに(0v0)といった顔文字を含めることも可能なようですね。
手動で個人情報を入力すると、設定したメールアドレスへとメールが送信されます。
送信されたメールへと添付されている「認証リンク」のURLをクリックすることで会員登録が完了します。
SNSで会員登録
SNS認証の場合は、自分が登録したいSNSを選んで、別ウィンドウで開く連携を許可します。
※画像はTwitterでの連携です
連携を許可すると生年月日の入力と、利用規約の同意を行う画面が開きます。
必要事項を入力し、スクロールして表示されている「同意する」を押して会員登録を進めてください。
進めると、もう一度連携の許可が確認されることがあります。
確認を完了すると会員登録が終了です。
尚、この動作の途中でポップアップがブロックされてしまうと会員登録が進められなくなります。
必ずポップアップのブロックを解除するようにしてください。
クライアントをダウンロードしよう!
無事に会員登録を終えたら、次に行うことはゲームのクライアントをダウンロードすることです。
トップページにある「Ξ」のようなマークをクリックして、メニューを表示させてください。
メニュー画面にある「クライアント」をクリックして、クライアントのインストールページへと進みます。
「クライアントダウンロード」を選んで進めてください。
クライアントダウンロードをクリックするとダウンロードされてくるファイルを実行しましょう。
実行すると、黒い砂漠のセットアップウィザードが開始されます。
黒い砂漠のランチャーをセットアップしてくれます。
利用規約に同意し、進めてください。
保存場所はデフォルトだとプログラムファイルに行われますが、マイドキュメントなどにフォルダを作成してそこに入れても大丈夫です。
デスクトップにアイコンを作っておくと起動する時楽になりますので、アイコン作成に関するチェックは入れておきましょう。
セットアップ自体はすぐに終わりますので、セットアップが完了したら黒い砂漠のランチャーを開いてください。
セットアップウィザードからそのまま開くことも出来ますが、デスクトップに作成されたアイコンや、スタートメニューに追加されたショートカットなどからでも開けます。
ランチャーを開くまで時間がかかることがあります。
しばらく待ちましょう。
筆者のパソコンはそこまでハイスペックではないので、ちょっと時間がかかりました。
ランチャーが開くと以下のような画面となります。
まずは先程作成したIDでログインを行いましょう。
ログインすると、ゲームのダウンロードが自動的に開始されます。
ダウンロードは結構長い時間がかかりますが、ダウンロードが完了するまでしばらくお待ちください。
尚、ダウンロード中は黒い砂漠のランチャーを閉じたりは出来ません。
ダウンロードが完了すると、ランチャーの「ゲームスタート」ボタンが押せるようになります。
「パッチ完了後、ゲームを自動実行」にチェックを入れていない限りは手動でゲームを始めなければゲームが起動されませんので、注意してください。
ゲームスタートボタンを押せば、ゲームが起動します。
これにて、黒い砂漠の世界へと入っていくことになります。
ゲームプレイを開始しよう!
ランチャーからゲームを開始したら、いよいよ黒い砂漠のプレイ開始です。
尚、以前までゲームオンと提携していたため、Pmangアカウントを利用してプレイしていた人用に引き継ぎの画面が表示されます。
引き継ぐことがあれば引き継ぎを行いましょう。
何もなければ「新しい冒険始める」を選択して構いません。
選択したらゲームの起動までしばらく待ちましょう。
環境によってはちょっと長く待つことになりますが、根気よく待ってください。
しばらく待つと、ゲームが起動しゲームタイトルが表示されます。
まずは「ゲーム設定」で画質を調整することをおすすめします。
自分のパソコンに合わせた画質を選択しないと、まともに動けなくなる可能性があるからです。
画質が悪くなると折角のグラフィックが楽しめないかもしれませんが、背に腹は代えられません。
画質を調整して、適したものにしたら「スタート」を押してゲームを開始します。
ゲームをスタートしようとすると、2ndパスワードの設定が求められます。
パスワードとして6文字以上の数字を入力する必要があります。
好きな数字を入力して進めましょう。
次に「家名」の設定がされます。
家名はアカウントに作成されたキャラクター全員が共有する名前であり、作成したキャラ名の上に表示されます。
2文字から10文字で設定可能であり、全角英数字と特殊文字(記号など)以外であれば入力可能です。
絶対に変えることは出来ませんので、よく考えて名付けてください。
次に、チャンネルを選択します。
黒い砂漠は一つのサーバー内にいくつかのチャンネルで構成されているため、サーバーの選択は必要ありません。
その代わり、部屋とも言えるチャンネルに繋いでゲームをプレイすることになります。
チャンネルに関しては移動可能となっているため、自由なものを選ぶと良いでしょう。
初心者なら経験値上昇がついている「Olvia」がおすすめであろうと考えられます。
チャンネルを選ぶとキャラクターの選択画面へ入ります。
「キャラクター選択」の+を選択し、キャラクターを作成していきましょう。
キャラクター作成はまず20ある職業から好きなキャラクターを選ぶことから始めます。
最初に選ぶ職は変更できませんが、好みで選んでしまってもいいでしょう。
選んだら「キャラ作成」を選んで次に進んでください。
「キャラ作成」を選ぶとキャラクターメイキング画面となります。
詳細なキャラクターの設定、星座の設定が行える他、キャラクターの色味を見るために天候の光を変化させたり、キャラクターのポージングを変更したり出来ます。
キャラクターの外見を弄るには、カスタマイズを選択します。
カスタマイズの項目は「髪型」「顔」「身体」「音声」が存在し、ある程度は職業ごとにプリセットされているものの、幅広く弄ることが可能です。
また、カスタマイズに時間がかかることを想定してか、メニュー画面には「一時保存」「キャラ作成情報保存」「キャラ作成情報読み込み」などの項目も存在します。
キャラクターメイキングに力を入れてくれと言わんばかりの項目となっています。
それに関しての感想は後述しますので、ここではさらりと流していきましょう。
キャラクター作成が完了すると、キャラクター選択画面に戻ります。
先程作成したキャラクターの名前の横にある「入場」を選んで、キャラクターでのログインを行いましょう。
初回ログイン時には初期設定が表示されます。
カメラのブレや道案内に関する設定を事前に行えます。
後にゲーム内の設定で変更することも可能ですので、ある程度は設定された通りのままでもいいでしょう。
ですが、画質設定に関してはパソコンのスペックに準じたものを選んでください。
負担がかかる設定にしすぎると、ゲームがまともに動かなくなる可能性があります。
初期設定を終えればゲームがスタートします。
あとは画面に表示されるチュートリアルなどを見て進めてください。
黒い砂漠を実際にプレイして
筆者はMMORPGをいくつかプレイしております。
例を出せば「テイルズウィーバー」「ロストアーク」「V4」などをプレイしてきました。
正直MMORPGは似たり寄ったりで、プレイしたところでそんなに真新しいことは無いのではないかと思っていました。
ですが、黒い砂漠はそれをいい意味で覆してくれる点が非常に多いのです。
以下、筆者が実際に感じたことをレビューします。
とにかくキャラクターメイキングが細かすぎる!
MMORPGのキャラクターメイキングといえば、骨格から作成できるという文言の割に全然弄れなかったりすることが多いイメージでした。
ですが、黒い砂漠はその予想を大きく上回ります。
とにかくキャラクターメイキングの項目が多いのです。
髪型の各部分の長さや色味の設定はまだまだ序の口、顔つきに関しての項目も骨格から弄れるのは当たり前。
眼球の設定など「虹彩」「瞳孔」「水晶体」に分かれているのです。
しかもその虹彩や瞳孔、水晶体の項目も無駄にやたらめったらに多く、組み合わせ次第では目の雰囲気が大きく変化します。
当然オッドアイにも対応可能です。
目の項目だけでもかなり多いというのに、体や顔つきに関しては部位ごとに調整可能であり、本当に細かくキャラクターメイキングをすることが可能です。
美しい顔つきの麗人や、厳つくてゴツイ岩のようなキャラクターまで、慣れれば自由自在に作成することが可能です。
一応職業ごとに性別が決まっており、プリセットされた初期キャラクターもあるのですが、骨格はそれ以上に弄ることが可能であり、本来ならばゴツくてマッチョなジャイアントも細身の麗人にすることも恐らくは可能ですし、細身の暗殺者であるハサシンを白人のマッチョメンにすることも出来てしまうでしょう。
勿論女性側の設定も凄まじく、妖艶な大人の女性のようなリトルサマナーや、どう見ても東洋系じゃないツバキなども慣れれば作成可能であると言えます。
眼球の設定や顔つき、部位の項目について言及してはいるものの、それ以外の項目に対する選択肢も非常に多く、かなり幅広い設定を行えることがわかります。
ただし最初は設定項目が多すぎて、混乱することもあるでしょう。
実際筆者も触ってみて、試行錯誤してやっとそれなりに動かせるようになりました。
それでも恐らくは十分にキャラを作れているとは思えません。
「キャラクターメイキング情報を保存する」という項目がある以上、キャラクターメイキングに時間をかけなければならないゲームなのだと思っていましたが、予想以上すぎました。
これは拘り始めると異常なまでの時間がここで消化されてしまいます。
理想のキャラクターを生み出せるようになるまで、キャラクターメイキングから進めない人も出ると思われます。
実際筆者はそうでした。
画像にちらちら見える筆者のキャラクターは数日間の試行錯誤の末に生まれたキャラクターとなっています。
ここまでこだわりのキャラクターが作成出来るのですから、当然キャラクター性の被りはほぼ存在せず、自分だけのキャラクターを作ることが出来るというのが大きなメリットです。
反面、キャラクターメイキングに拘れば拘る程、確実にゲームのスタートは遅れるのはある意味でデメリットとも言えるでしょうか。
画面は非常に綺麗だが…?
黒い砂漠のパソコン版及びPS4版、XBox版は「リマスター版」を謳っており、非常に美しいグラフィックがウリです。
実際画面の描写は非常に高いレベルで行われているのですが、その反面設定次第では非常に動作が重く、カクカクしてしまいます。
フレームレートが落ちるだけならまだしも、まともに動かないという事態に陥ることもあるでしょう。
実際筆者のパソコンはスペックがあまり高い方ではない上に古いものなので、設定をかなり絞らないとまともに動かないという状況でした。
キャラクターメイキングの頃から非常に高いスペックを要求されるため、ゲームのスタートの時点で「ヤバい」と思ったらスペックを絞ったほうが良いでしょう。
しかし描画の設定を落としてもかなり快適に動作するとは言い難いため、もしPS4やXBoxを持っていてパソコンの動作がガクガクの場合は、PS4やXBoxでのプレイを検討したほうが良いと言えます。
この美しさが仇となってゲームが楽しめなくなるかもしれないとなると、ちょっと悩ましいところでもあります。
せっかく作ったキャラクターも、画質が悪ければ美しいまま拝むことも出来ませんからね。
操作性&UIは慣れが必要!
黒い砂漠のパソコン版は、基本的にキーボード&マウスでの操作となります。
マウスで視点変更、キーボードのボタンで動作や移動を行うようになっています。
この操作はパソコンでのゲームに慣れた人ならお手の物なのでしょうけど、慣れないうちは苦労することがわかります。
実際筆者はあまり慣れていないため、どうしたらいいのかがイマイチわからないことがありました。
また、ラグによって操作に遅延が生じることもありますので、最初は上手く操作できないと思われます。
UIは推奨設定にしてしまうと文字が小さく非常にわかりにくくなります。
目が悪い人などは字が潰れて見えなくなってしまうでしょう。
実際筆者も推奨設定にすると何が書いてあるか全くわからなくなりました。
そのため、UIは大きめに設定しておくのが良いと思われます。
UIに関するヘルプや説明なども作中では一切無いと言ってもいいため、手探りでプレイしていく必要があります。
操作やUI、やることに関しては事前に公式サイトを参照して、ある程度予備知識を身につけないと、後々に苦労するでしょう。
メニューの操作や装備のしかた、戦闘の方法など、事前に頭に入れておくほうが吉です。
チュートリアルがあまり優しくない?
黒い砂漠は近年のゲームにしてはあまり親切な方ではなく、チュートリアルの類がほぼ無いと言ってもいいでしょう。
操作性やメニューの開き方など殆ど説明もされずに、黒い砂漠の世界へとぽとりと落とされます。
多少はクエストによって進行をサポートしてもらえるものの、キャラクターの操作は移動とアクションのみが説明され、肝心要の戦闘に関してはノータッチです。
簡単な操作ではあるものの、攻撃の方法すら教えてもらえません。
また、スキルの使い方やコンボなどに関する説明も無しとなっています。
実際筆者は今までMMORPGを遊んでいたから何となく仕様がわかっているものの、何も知らないプレイヤーだと間違いなく混乱することでしょう。
そのため、初心者プレイヤーはまず操作方法などを覚えることから始めたほうが良いかもしれません。
ちなみに、ゲーム内メニュー(Escキー)から呼び出せるヘルプには、様々な初心者向けの情報が掲載されています。
ゲーム中にこれらをよく読んでおくと、よりゲームを進めやすくなりますので、活用しましょう。
各種ホットキーに関する項目もありますので、むしろ読んでおかないと辛いかもしれません。
隅から隅まで読んで、やることを見つけて行ってください。
戦闘はクリックとキーボードで!
先程、操作は慣れるまで難しいとは記述しましたが、スキルの使用方法と攻撃方法自体は簡単であり、覚えればそれなりにスタイリッシュなコンボを決められるようになります。
基本的に攻撃はマウスの左クリック、スキルはキーボードの数字キーでショートカットを設定して行います。
マウスでターゲッティングした相手にクリックで攻撃し、適度にスキル攻撃を挟んでいけば、スタイリッシュな戦闘がわりと簡単に行えるようになります。
スキルの設定はホットキーの「K」で行え、レベルが上がることでスキルも増えて様々なスタイリッシュコンボが出来るようになるのです。
そのため、戦闘に関しては比較的簡単操作で行えるようになっています。
ただし、不便な点として挙げられるのが、「攻撃」に関してです。
実は黒い砂漠、ターゲッティングから射程圏内に入り、攻撃を行うという行為を全て手動で行う必要があります。
オートエイムや攻撃射程への自動移動などは無く、自分でエイミングをして自分で攻撃射程に移動し、クリックして攻撃という動作が必要です。
近年のMMORPGはターゲッティングしたエネミーに攻撃ボタンを押せば自動的に射程圏内へ歩いてくれるということも多いため、慣れないうちは空振りしてしまうことも度々あると思います。
実際筆者もかなり攻撃をうっかり空振りしています。
ただし、裏を返せば自由に攻撃の動作を行えるということであり、攻撃をわざとカス当たりさせたり、範囲攻撃に巻き込むためにターゲッティングを外してスキルを発動させたりなどの戦略的な戦闘も行えるようになるということです。
普通のMMORPGよりも若干戦闘に関して面倒な部分があるものの、そのコツさえ掴めばより自由度の高い戦闘を行えるという特徴があり、それこそが黒い砂漠における戦闘の真髄なのではないかと考えられます。
謎の多いストーリー!日本語にも不安はナシ?
黒い砂漠のストーリーは、自分のキャラクターが記憶を失って倒れているところからスタートします。
記憶の断片に存在する女性、「自分を信用していればいい」と言う黒い何か、気の強い姫様の依頼による遺跡の採掘から始まる冒険。
謎の多いストーリーがプレイヤーを惹き付けていきます。
ただ、序章に当たる部分にストーリーテキストや説明が少なく、ストーリーに関する没入感が少しばかり薄いのが気になるところです。
公式ページにもある通り、職業ごとにある程度は設定があるものの、序盤は共通のストーリーで進むため、フレーバー的なものとして最初は見なしておいたほうが良く、個別で展開していくのは恐らくゲームが進んでいってからであると考えられます。
キャラクターのボイスはフルで入っている上に日本語音声にも設定可能です。
また、海外のゲームにありがちな日本語の不安定さなども序盤からは見受けられず、テキストなどもすんなりと読むことが可能です。
尚、NPCのボイスは日本語の設定も行える他、英語や韓国語にも設定可能です。
UIの言語設定を変えることなく変更が可能なため、英語音声が好きな人も安心して変更可能です。
モバイル版では放置狩りも可能!
黒い砂漠のPS4版、パソコン版、XBox版はどれも手動での狩りが必要となるため、じっくりゆっくりと自分でプレイしていかなければなりませんが、モバイル版には手軽に遊ぶことが出来る機能が備わっています。
それが「オート」設定です。
モバイル版には指定した作業(狩り、採取、釣り、移動)を自動で行ってくれるという機能が備わっています。
設定すると解除するまでそのまま指定作業を続けるという便利な機能です。
何か別な作業をしながら狩りを行ったり、採取を行ったりなどが出来てしまうのです。
スキルの割り振り、アイテムの整理、装備の強化などと並行して狩りなどをしてくれるのです。
面倒な作業を自らやらなくて済む、という点が非常にありがたいものです。
黒い砂漠を長くやっていくなら欲しい機能ですね。
また、「闇の精霊」機能を使用すれば、ログアウトしていても自動で狩りや採取を行うことが出来ます。
寝ている間や仕事に行っている間も効率的に狩りや採取を行ってくれるのです。
ただし、こちらの機能は3時間までしか使用できないという制限が存在します。
どれもモバイル版限定の機能であり、据え置き機系統では出来ないことです。
モバイル版とリマスター版間でのデータ共有が出来ないことが悔やまれる機能となっています。
若干政治的な記念日などがあり?
黒い砂漠はMMORPGであるからして、当然イベントなども多数行われてきています。
ですが、問題はそのイベントの設定日に関してです。
黒い砂漠は韓国のゲームなのですが、2016年8月12日に、日本の敗戦を祝う「光復節」をゲーム内イベントに取り入れたことがあるのです。
そのイベントでは韓国の国旗が掲げられ、プレイヤーに韓国国旗を振るエモートが配布、アバターアイテムや家具類でも韓国国旗をモチーフとしたものを販売したのです。
愛国心が運営にあるのは良いのですが、これは気になる人はかなり気になる話であると思います。
また、2017年代においても「ロシアの大祖国戦争勝利記念」「ロシアの対独戦勝利記念」といった政治的な意味合いを含んだ記念セールやイベントが行われております。
近年はこのような政治的なイベントがあったという報告は出ていませんが、今後出ないとも限らない状態です。
政治的な思惑のあるイベントを持ち込まないで欲しい人、反日などに関して敏感な人や気になる人はプレイを避けた方が精神的にも安心できると思われます。
総評
5年半も継続してサービスを続けているゲームであり、洗練されたゲームシステムやグラフィックなどは非常に好ましい印象を受けます。
筆者は序盤を少し触っただけなものの、この先もっと面白くなるのだろうなという雰囲気が感じ取れました。
ですが、チュートリアル関連やストーリー進行に関しては未だ不親切な部分があり、初心者が入りにくいゲームになってしまっているのではないかとも思われます。
初心者向けのおすすめゲームなどは以下の記事からお探しください。
PCのスペック要求が大きいこともあるため、今からプレイするならモバイルか、PS4やXBoxといった据え置きプラットフォームでのプレイを個人的にはおススメします。
スペックの問題さえクリアできるのなら、美しい描画の世界やスタイリッシュな戦闘などが最大限楽しめるのではないでしょうか。
スキルが増えてきたり、やれることが増えてきたら、より楽しいゲームになってくるため、継続して遊ぶということが大事になりそうです。
興味がある人は是非とも黒い砂漠をプレイしてみてはいかがでしょうか。
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